月経は性ホルモンの連携プレーによって生じます。
(1)脳の一部である脳下垂体から分泌される性ホルモン(卵胞刺激ホルモン)によって卵胞が成熟します。
(2)成熟卵胞から女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が増加します。
(3)次に、エストロゲンに刺激された脳下垂体から分泌される性ホルモン(黄体化ホルモン)の刺激によって卵胞から排卵が行われ、
(4)次いで、卵子が受精しなければ、不要となった子宮内膜がはがれ、血液とともに排出されます。これが月経です。
卵胞から分泌されるエストロゲンが不足すると、排卵が遅れ、月経は遅くなります。
また、黄体ホルモンの分泌量が低下すると、子宮内膜が正常より早くはがれて、月経が早くなります。
さらには、子宮内膜を無理にはがそうとして子宮が無理な動きをする結果、ひどい生理痛を引き起こす場合があります。
食生活の乱れや無理なダイエットが、生理痛や生理不順(月経異常)を引き起こすことは知られています。
では、生理不順はどのように生じるのか、ご説明しましょう。
生理(月経)は、女性のカラダに周期的に起こる子宮内膜からの生理的な出血のことです。
月経のシステムは、脳の視床下部や脳下垂体、また卵巣や子宮、そして性ホルモンの連携プレーによって起こります。
平均的月経周期は28日前後ですが、この連携プレーが一つでも欠け、女性ホルモンのバランスが乱れると、月経周期が早くなったり遅くなったり不規則になり、この状態を生理不順といいます。
必須微量ミネラルの亜鉛、セレン、銅は、女性の生殖生理作用において重要な働きをしています。
これらの必須ミネラルが不足すると、女性ホルモンのバランスは乱れ、生理痛・生理不順が生じやすくなることが近年学術学会で発表されました。
特に、亜鉛が不足すると、脳下垂体で作られる性ホルモンの分泌量が低下し、卵巣の成長不良を生じます。
すると、卵胞の発育に時間がかかるため排卵が遅れたり、卵子の排卵がない「見せかけの月経(無排卵性)」を生じたりします。
女性ホルモンは、子宮内膜を作り保つ働きをしますが、亜鉛が不足すると女性ホルモンの分泌量が減少し、子宮内膜は早くはがれ落ちて出血を起こし、生理不順を生じます。
国民栄養調査によると、15歳以上の現代女性の亜鉛の必要量は、1日10mgですが、平均摂取量は7.8mgと不足傾向にあります。
そして、さらに食生活の乱れや無理なダイエットをすると、一層の亜鉛不足となり、生理不順を引き起こすのです。
セレンが不足すると、不妊症、月経周期の乱れ、胎盤の分泌閉止、流産を引き起こし、銅欠乏では、貧血、低体温を生じることが報告されています。
また、無理なダイエットをすると、女性ホルモンのもとになるコレステロールの摂取量が減り、女性ホルモンの分泌が低下し、月経が止まったり、月経周期が長くなったりします。
つまり、女性のカラダにとって重要な、亜鉛・セレンなどの必須ミネラルをしっかり摂取することが、生理を正常に保つポイントとなります。
栄養のバランスがとれた規則正しい食生活で、妊娠出産のための大切なシステムを正常に機能させましょう。
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